2025年12月1日~4日と19日の5日間で「就活相談Week 2025」を実施しました。
就活相談Weekとは、内定を獲得した4年生に就職活動に関するリアルな話を聞ける個別相談会です。全学科・全学年の学生が自由に参加でき、就活の疑問や不安を直接相談できます。
当日、相談に答える側として参加した4年生が、自身の就活体験談や後輩へのアドバイスをまとめました。
就活相談Weekを振り返って
相談会では、就活に対する悩みや現状について話しながら、私自身も就活当時の経験を思い出しました。相談会に来てくれた後輩は就活に対して漠然とした不安を抱きながらも、その状況を何とかして打破しようとする方ばかりで、そのような真剣さや自分と向き合う姿勢に私自身も刺激を受けました。今は少し距離を置いて就活を振り返れる立場ですが、当時の自分も同じように不安を抱えていました。「ES*って何」というところから始まり、就活のすべてが順調ではありませんでした。中でも、最初に届いたお祈りメール(不採用通知)が第一志望の企業だった時は、ショックで時が止まったように感じたことを今でも覚えています。ここからは、そんな就活を通して、私がやって良かったと感じた事を少しお伝えできればと思います。
*ES:エントリーシート
自己分析を通して得た学び
ESや面接の土台として、自分の考えを整理し、明確にしておくことは欠かせません。就活を始めた頃、ある本の「言葉にできないというのは、言葉にできるほどには考えられていない」*という言葉にハッとさせられました。著者は、内なる言葉で思考を深め、それを外に向かう言葉へと変換することの重要性を説いています。あらゆる感情や考えを深める際に頭の中で使う言葉を磨き、思考を深めることが、言語化力を高める鍵だと感じました。この考えが後のESや面接に活きたと実感しています。
就活において思考力とは自分自身を理解する力、つまり自己分析の深さであり、対話を通して磨かれていくものだと実感しました。自身との対話では行動や選択の背景を「なぜ」と問い、その時自分が「何を」感じて、「どのように」考えていたのかを思い返すことで、考えが整理されました。他者との対話を通しては、自身では気づきにくい行動特性や価値が言語化され、自己理解が深まりました。自分一人で考えていると曖昧だった強みも、友達の何気ない一言をきっかけに、自分の行動や経験がなぜ強みと言えるのかを整理し、納得して捉えられるようになりました。家族や友人、先輩後輩、先生や職員の方々など立場の異なる人との会話が、自分を捉え直す大きな助けになったと感じています。
面接での質問や人事の方のフィードバックを通して、見られているのは行動特性や思考回路、価値観だと感じました。自己対話と他者との対話を重ねることで、自分の強みや特性が次第に見えてくるはずです。志望動機やガクチカを深く掘り下げ、思考を整理しておくことで、どのような質問に対しても一貫性をもって答えられるようになります。自己分析は最初こそ難しく感じましたが、対話を重ねるうちに、自分の考えや行動が少しずつ言葉になる感覚が楽しくなっていきました。就活を通して、自分自身の成長を実感できたことは、想像していなかった学びでした。
*(引用:「言葉にできる」は武器になる 梅田悟司 著より)
迷った時は自分に立ち戻る
自己分析を進める中で、「自分らしさ」という言葉に違和感を覚えることもあると思います。周りと差別化した自分の強みや特性を考えるほど、自分がわからなくなることもあります。また、面接予想質問や回答例、面接官の評価を強く意識することで、正しいとされる答えばかりを考えてしまうこともあると思います。そうしたジレンマの中で、自分を必要以上に作り込み、本来の自分を見失ってしまうことがあるかもしれません。私はある面接で、作りすぎた自分や本心からかけ離れた自分を面接官に見抜かれました。就活の中で無理に自分を作り込み、自分自身を苦しめてしまう時は、一度立ち止まって自分と正直に向き合うことが大切だと感じました。たとえ結果が思うようにいかないとしても、企業によって求める人物像、雇用状態や社風が異なるので、自分が否定されたとは限りません。自分を信じて、そして自分に素直に就活を進めてみてください。
国際教養学科4年 宮川教授研究室所属 倉富 汐里
英文学を専攻しており、2023年にイギリスのキール大学に留学しました。
当初は英語教員を目指して勉強していましたが、3年生の夏に「第30回世界少年野球大会 福岡大会」のボランティアスタッフとして、世界各地から集まった10~12歳の少年少女の野球教室のサポートをしたことをきっかけに、スポーツ業界への道を志すようになりました。
内定業種はスポーツメーカー。
(福岡県立久留米高等学校 英語科出身)
※2025年度執筆













































































