私の就職体験記Part2

本学では、就職活動を終えた4年生の先輩達の就活体験記を実際に聞くことができる機会を複数回設けています。
今年度は、「内定者相談会」と、「就職対策講座」内での内定者トークセッションを実施しました。

●内定者相談会・・主に学部3年生・院1年生が参加。
         既に内定を獲得した4年生が各ブースに分かれて、参加者が個別に(自由に)就活に関する相談をする会です。
●就職対策講座・・主に学部3年生・院1年生が参加。
         内定者をゲストスピーカーとして就職対策講座に招き、インタビュー形式で、就活生のよくある質問に答えていきます。

私の就職活動

 私は2024年春から、志望していた企業で社会人として新生活をスタートします。私は8社の選考に参加し、4社から内定をいただきました。私自身周りの方に比べて就職活動を開始した時期が早かった訳でも、多くの企業の面接に参加した訳でもありませんが、私の就職活動の体験談が少しでも読んでくださっているみなさんの役に立てばと思い執筆させていただきました。気軽に読んでいただけると嬉しいです。

就職活動において役に立ったこと

 一つ目は「自己分析」です。私は、就職活動の面接は自分を売り込む営業だと思っています。自分の長所・短所、価値観、考え方などをしっかり言語化できるようにしておくと良いと思います。自分の見せ方を分かっていれば、就職活動の面接は一番簡単な営業だと思います。自己分析と言われると何をすればよいか分からず難しいと感じると思いますが、友達と話すだけでも十分自己分析になります。日々のたわいのない話から自分の価値観を見つけてみてください。また、見つけた価値観や考えの背景にある経験や、その考えに至った経緯などを自分なりに整理しておくことも大切だと思います。
 二つ目は「たくさんの経験をすること」です。その経験の一つ一つが自分自身を知る「自己分析」に繋がったと思います。経験と言ってもボランティアなど、かしこまったことばかりではなく、旅行をする、アルバイトで頑張って役職についてみる、年齢問わずいろいろな人と話してみるなど、経験をたくさんしてほしいと思います。それらの経験から得られる自分の価値観もあると思いますし、就職活動でお話しするネタにもなります。

これから就職活動を行うみなさんへ

 最後なのに少し不真面目なことを言うと、就活は恋愛と一緒で面接はデートです。面接は緊張しがちだと思いますが、私たち就活生も企業側を知る過程で、自分をアピールする場です。デートとは一方的に自分を知ってもらう場ではなく、相手のことを知ることが出来る場で、就活生と企業は対等な立場です。就職活動が進めば進むほど、私たちが選ばれる側だと考えてしまいがちですが、私たちも企業を選ぶ立場で、もし選考に落ちてしまったとしてもそれはただその企業と合わなかっただけで、能力がないとか面接に挑むまでの準備が間違っていたというわけではないです。選考に落ちてしまったら気分が落ち込むこともあると思いますが、素の自分で挑めば絶対に自分の魅力に気づいてくれる企業があります。最終的には絶対に納得いく答えが出るので、あんまり心配し過ぎず気負い過ぎず、自分らしく頑張ってほしいです。また、周りの人にたくさん頼ってください。両親でも、サークルの先輩でも、研究室の先輩でも、学生支援の教職員でも、明確な質問がなかったとしても悩んだり不安になったりしたときはたくさん周りの人と話してみて頼ってみてください。最後に、ここまで読んでくださってありがとうございました。少しでもみなさんの役に立てていれば嬉しく思います。就職活動は大変なことも多いと思いますが、ポジティブに頑張ってください。

環境科学科4年 今針山香菜

(福岡県立香住丘高等学校出身)

(※2023年度執筆)

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