新入生ブースガイダンスを終えて

新しい福女大生のために

 オリエンテーション委員は、毎年春に、新入生に向けたイベントを企画・運営し、新入生をサポートしています。
 4月4日(火)新入生を対象にブースガイダンスが開催され、私たちオリエンテーション委員は、各ブースを回る学内ツアー、何でも聞ける相談会を企画・実施しました。
 私が新入生の時、親切で頼りになった上級生の存在。「次は上級生として新入生の役に立ちたい!」という思いから、オリエンテーション委員長になってからは「上級生と新入生のつながりをつくる」ことを目指しました。
 企画と準備の段階で意識したのは、想像力を使うことです。2年前のフレッシュな気持ちを思い出しつつ、新入生はどんなことを知りたいか?を一つずつ考え、広報では、どんな告知をしたらワクワクするのか、内容が伝わるかを考えました。また、「この場面であれあったらよさそうだな」「配布する学内マップにこんな情報を載せたらいいな」とイメージしながら、大学で一人学内ツアーをしてみました。しかし、準備が進み企画が現実になるにつれて、足りないもの・必要な作業が明確になっていき、最後までバタバタでした...。

学内ツアーの開催

 さて、迎えた当日。ほどよい曇りで学内ツアー日和でした。オリエンテーション委員の他にも、ボランティアの学生や快く引き受けてくれた友人の協力もあり、多くの新入生を引率できました。
 当日、意識したことは、集まってくれた新入生はきっと初対面同士が多いはず!と会話のきっかけになるように声をかけることや、まずは私自身が楽しむことです。春休み明けで運動不足を痛感しましたが、学内を走りまわって対応する忙しさの中にもやりがいを感じました。特に、実際にブースで説明を聞く様子や、ツアー後も楽しそうに話している班をみると、実施してよかったなと嬉しくなりました。
 全体を通して、大人数でつくるイベントでは、効率よく作業を分担するためにも、みんなもわかっているだろうと思いこまず、細かな情報共有が大切だと学びました。

(国際教養学科3年 橋田 彩希/長崎県立島原高等学校出身)

初めての共同開催

 オリエンテーション委員は、例年新入生の不安解消のための相談会を開いているのですが、今年は食堂や売店を担当している委員会である生協委員会の皆さんと協力して行うことにしました。生協委員の方々は入学前に新入生向けの相談会を開催しているので、どちらもやることになった委員の皆さんには忙しかっただろうに感謝しかないです。とくに、相談会で重視したのが履修登録の不安解消でした。このブースガイダンスの翌日からすぐ授業が始まってしまうので新入生はすごく不安が多いのではないかと。それに実は、私の学年と新入生はカリキュラムが異なっているんです。それもあって、できるだけ相談会は新入生と同じカリキュラムの先輩の話が聞けるように今の2年生に相談会の相談相手になってもらいました。本当に自分だけではできないことも多くて、いろんな人に助けてもらいながら何とか形にすることができた相談会だったと思います。
 何かしたくても躊躇している人は、誰かに頼ってもいいという観点を持ってみてほしいです。

(国際教養学科3年 渡邊 玲/学校法人 精華学園 精華女子高等学校出身)

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