留学までの道のり
私は大学入学当初から海外留学を視野に入れたうえで、3年前期まで、日本での自身の専門分野である国際関係について重点的に学んできました。3年後期からの留学を決めたのは、自分の専門知識・英語力が留学先の授業を受けるのに十分な状態にするため、そしてより具体的に、自分がどの大学でどんな勉強をしたいのかを考えるための時間を持ちたかったからです。
現在留学中のベルギーのルーヴェン大学では、私がこれまで日本で学んできたことと関連した国際関係やヨーロッパの歴史に関する授業を取っており、現地ヨーロッパで学ぶからこそのより深い内容を学ぶことができています。
留学ギャップ
ベルギーでの初めての海外生活は、想像と大きなギャップがありました。授業についていくのも一苦労と留学経験者の方々から聞いていたので、準備はしっかりしたつもりでしたが、それでもなお授業のレベルの高さに衝撃を受けました。ですが、現状をネガティブにとらえるのではなく、この環境にいられることが幸運で、今がむしゃらに努力することで、留学が終わる時にどれだけ自身が成長できるかを考えるようにすることで、留学のモチベーションを保つことができています。
また、勉強面だけなく、世界中から来た友人との出会いは想像以上に刺激的で、みんなでスポーツをしたり、料理をしたり、出かけたりと日々楽しく過ごしています。
長いようで短い10か月。後悔が無いよう、ここでしかできない経験をたくさん積んでいきたいです。
≪特別奨学金とは?≫
福岡女子大学基金海外特別奨学金は、交流協定校に交換留学する学生のうち、特に優秀と認められる学生に対して給付されます。留学に向けて、授業に真剣に取り組んだり、語学のスコアを伸ばしたりして、日頃から準備をしておきましょう!
国際教養学科3年 上村碧依
ベルギーでは、大好きなチョコレートがスーパーに信じられないほど多く陳列されていて、色々な種類のチョコレートを買ってみては食べ比べをしています!
生まれ育った日本とは全く違う文化で溢れるベルギー。街の中は歴史を感じられる建物が多く、ただの通学中にもつい立ち止まっては、景色をぼんやりと眺めてしまいます。
異国での生活は難しいこともたくさんありますが、自分自身の変化や成長を感じながら、残りのベルギーでの留学生活をさらに充実させたいと思います。
(福岡県立新宮高等学校出身/国際関係コース)
ルーヴェン大学(ベルギー)に2023年9月~2024年6月までの1年間の交換留学中。
(※2023年執筆)