【交換留学】海外特別奨学金奨学生の留学ブログ(ベルギー/ルーヴェン大学)vol.2~何事も自分次第~

留学中に大事な積極性

 留学が始まり、あっという間に折り返し地点を迎えました。留学の半分を終え、授業や外国での生活にすっかり慣れてきたときに、残りの留学期間で、留学中だからこそできること、やり残していることは無いかを考えました。そこで考えたことは、すべてのことにもっと積極的に、前のめりになって取り組むことです。例えば講義中に積極的にインタラクティブコミュニケーションを心掛けること、国際交流のイベントに前より参加することなどです。ベルギーの学生は授業中や授業後にでも教授と積極的にコミュニケーションを取り、質問や疑問をすぐに解決しようと発言します。私にとって現地の授業は、内容も言語的にも難しいと感じることはありますが、自分の疑問を授業内で共有し解決することで教授とも授業内容について話すことができ、結果的に留学の初めに比べると自分の授業の理解度を確実に高めることができています。

自分は自分、自分にできることを

 自分は自分、このトピックの見出しでもあるこの言葉は留学中の私にとって非常に重要な考え方でした。留学中だからこそ、他のレベルの高い現地の学生や、留学生と自分を比べてしまうことがあり、私自身のことをネガティブに捉えがちになってしまっていた時期がありました。ですが、自分自身と真摯に向き合う時間を作り、私にできることは何かを考えることで、留学の形は人それぞれ、自分にできることをするしかないと考え直しました。そして今では前のように人と自分を比べることもなくなり、何事にも前向きに取り組めるようになりました。

≪特別奨学金とは?≫

 福岡女子大学基金海外特別奨学金は、交流協定校に交換留学する学生のうち、特に優秀と認められる学生に対して給付されます。留学に向けて、授業に真剣に取り組んだり、語学のスコアを伸ばしたりして、日頃から準備をしておきましょう!

国際教養学科4年 上村碧依

 4月になり、ベルギーでも晴れの日が増え、花が咲き、春がやってきたと思うとまた一桁代の気温に雨続きの天気。そんな気分屋な天気もベルギーでは当たり前。そのためか、ベルギーの人々は小雨でも、大雨でもジャケットのフードを被るだけで傘を差さない人が多くいます。なんと傘を一本も持っていない人もいるそうです。10か月の留学でいくらベルギーの生活に慣れても私は外に行くときは折り畳み傘が手放せません!

(福岡県立新宮高等学校出身/国際関係コース)
ルーヴェン大学(ベルギー)に2023年9月~2024年6月までの1年間の交換留学中。
※2024年度執筆

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