なんでフィリピン?
コロナが落ち着き始めて、一度諦めかけた留学に再度挑戦しようと決めたのは1年前の2022年の春です。
留学先にフィリピンを選んだ主な理由は2つあります。1つ目は、フィリピンの移民について学びたいというアカデミックな理由です。移民についてゼミで勉強しているので、移民送り出し国であるフィリピンで勉強することは、今後の学びに役立つに違いないと考え、フィリピンを選びました。
2つ目の理由は、フィリピンの国民性に惹かれたからです。以前オンライン英会話をお試しでやったことがあるのですが、その時の先生は全員フィリピン人でした。
どの先生も陽気でフレンドリーで、突然歌を歌い出したと思ったら先生のワンマンショーでその日のレッスンが終わってしまう日もある程です。他にも、フィリピンを背景に持つ友達がいて、その子の底無しの明るさに惹かれた私は、「そんな陽気な人が沢山いる国に行ってみたい」と思い、留学先をフィリピンに決めました。
This is the Philippines!
実際留学生活が始まると、授業についていくのも、大量の課題をこなすのも精一杯です。日常英会話はできてもアカデミックな内容や難しいトピックになると口数が減ってしまうのが悔しいので、1年間かけて、胸を張って自分の意見をしっかり伝えられるようにコツコツ積み重ねていきたいと思います。
トイレットペーパーが基本流せなかったり、急に次の日が休日になったり、日本ではあり得ないことも沢山起こるのがフィリピンの日常ですが、「This is the Philippines!」と受け止めて、カルチャーショックも面白がって過ごすことをモットーにしています。
幸い、現地の学生、交換留学生問わず友人にも恵まれ、学びのある毎日を過ごせているので、奨学生として自分だけの学びに留まらず、なにかしらの形でいろいろな人と共有できたらいいなと考えています。
≪福岡女子大学基金海外特別奨学金とは?≫
福岡女子大学基金海外特別奨学金は、交流協定校に交換留学する学生のうち、特に優秀と認められる学生に対して給付されます。
留学に向けて、授業に真剣に取り組んだり語学のスコアを伸ばしたりして、日頃から準備をしておきましょう!
国際教養学科4年 森倉はづき
2001年生まれ、三重県出身の森倉はづきです。
ある日、留学先で友達に「モテ期」という言葉を教えたところ、何かあるごとに「Moteki! Moteki!」と呼ばれています。東南アジアならではのカオスと暑さに触れて、もう冬には戻れないなと感じていますが、この1年間でフィリピンだからこそ、留学しているからこそ経験できる毎日をフル活用して、自分の人生に投資していきたいです。
(学校法人天理大学 天理高等学校出身/国際関係コース)
アテネオ・デ・マニラ大学(フィリピン)に2023年1月〜2023年12月まで1年間の交換留学中。
(※2023年執筆)
