【交換留学】海外特別奨学金奨学生の留学ブログ(クロアチア/ユライ・ドブリラ大学プーラ)

4年生後期からの交換留学は遅すぎる?

 留学に対する興味は入学当初からあり、いつかコロナが落ち着くことを願いながら、まずは1年生の後期に開催された留学相談会に参加しました。しかし、経験者の方のお話を聞くにつれて、行きたいという気持ちはあっても、専門的な知識や自分から行動した経験がほとんどない状態で出発してしまったら、貴重な留学期間を中身のないまま終えてしまうような気がしました。それ以降は、専門分野の勉強に加えて、教職課程・JD-Mates WJC (留学生サポーター)・かすみ祭実行委員会など、気になったことには何でも挑戦し、まずは日本で少しでも自分に自信を付けられる環境に飛び込んでいきました。この準備期間のおかげで、留学を通して何をやりたいのかが明確になり、納得した留学先の決定ができたと思います。
 4年生後期からの交換留学は遅すぎるのでは?と思う方もいるかもしれませんが、私は卒業時期を先送りしてでもこの選択をしたことに間違いはなかったと感じています。

今しか経験できないことを大切に

 現在はクロアチアの主要産業である観光をメインに勉強しています。大学があるプーラという街は歴史的な遺跡がたくさんある観光地の1つなので、教室での学びと街を歩いてみての発見の両方があり、ここでしかできない体験をさせてもらっていることを実感しています。
 また、日本語学科の授業アシスタントにもチャレンジしています。準備は大変ですが、地元の中学校での教育実習を思い出しながら、伝え方を試行錯誤して授業を行っています。
 クロアチアに来たばかりの頃は、慣れない土地で文化の違いを感じて不安になることもありましたが、現地の学生・Erasmus+留学生・交換留学生・先生、様々な方に出会い、支えてもらいながら、充実した時間を過ごしています。
 半年の留学期間はあっという間に終わってしまいそうですが、若いうちにここで過ごせるチャンスを大切に、自分から色々なものを見て聞いて、楽しいこともハプニングも何でも経験して、人生の糧にしたいです。

≪特別奨学金とは?≫

 福岡女子大学基金海外特別奨学金は、交流協定校に交換留学する学生のうち、特に優秀と認められる学生に対して給付されます。留学に向けて、授業に真剣に取り組んだり、語学のスコアを伸ばしたりして、日頃から準備をしておきましょう!

国際教養学科4年 長岡優喜

 クロアチアに来てから毎日コーヒーを飲むことが欠かせなくなりました。というのも、ここには若者からお年寄りまで、誰かとカフェに行って美味しいコーヒーを飲みながらゆっくりおしゃべりをするという素敵な文化があるからです。友達と会うと「今からカフェに行こうよ!」とよく誘われます。
 出会いやつながりを大事にするクロアチアの人、街の素晴らしさに魅せられています!
(福岡県立宗像高等学校出身)
ユライ・ドブリラ大学プーラ(クロアチア)に2024年10月~2025年2月までの半年間の交換留学中。
※2024年度執筆

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