内定者座談会

内定者座談会の様子
 2021年11月17、18、24日に内定者座談会が行われ、17日の回に4年生のインタビュイーとして参加させていただきました。メモを取って前のめりになりながら私の話を聞いてくれる後輩達の姿を見て意識の高さを感心したと共に、少しでも力になりたいという気持ちでいっぱいになりました。

 近年ではSNSなど、就職活動の情報を得るツールが多くあり、情報の取捨選択が難しい時代だと思います。そのような時代においても、やはり私は今回のような座談会(先輩と後輩の繋がり)や、大学のキャリア支援グループの方から得る情報が一番“リアル”で“信頼できる”と就職活動を通して思いました。遠慮せずに頼れるものは頼りまくることが就職活動においては大切なのかもしれません。小さな大学だからこそ、先輩・後輩の繋がりが強く、いつでも大学に相談することが出来る環境があることは福女大ならではの強みなのではないでしょうか。

コロナ禍×就職活動

内定者座談会での角田さん
 コロナ禍の就職活動で一番感じたことは「孤独」です。
 コロナ禍で大学に行けず同級生が今どのような状況なのか分からない中、誰もいない部屋で日々パソコンのカメラと向き合い就職活動をすることは精神的にも限界がありました。
 そんななか、私を支えてくれたのは2つの存在でした。

 1つ目に友達の存在です。合否があり、内定が出る時期もそれぞれ違う…初めは「就職活動状況について友達と話さないほうがいいのかな」と思っていました。しかしそれは大間違いでした。友達との何気ない会話が自己分析に繋がったり、毎晩Zoomで面接練習をしたりすることで言語化能力を磨くことができました。1年生の頃同じ寮で寝食を共にした仲間だからこそ出来たことなのかもしれません。一緒に努力し励まし合える仲間と福女大で出会えたことは今までもこれからも自身にとってかけがえのない宝物です。

 2つ目にキャリア支援グループの存在です。3年生の秋から冬にかけて約1週間に1回のペースで面談をしていただき、面接練習やエントリーシートの添削、企業選びのサポートをしていただきました。やるべきことが分からなくなったり、選考に落ちたりして気分が落ち込んだ時でも、面談をしていただくと「よし!また頑張ろう!」という気持ちにさせて下さり、本当に手厚いサポートをしていただきました。自身にとってキャリア支援グループは心の拠り所だったと思います。

過去の自分と未来の自分

 今回の内定者座談会は、改めて自分自身を見つめ直すきっかけになりました。来年からは福女大を卒業し社会人になりますが、就職活動を通して自身が選択した道に自信を持ち、毎日を大切に過ごしていきたいと思います。そして卒業後も多くの学びを与えてくれた福女大に何らかの形で貢献していければいいなと思います。

国際教養学科 国際関係コース 角田陽子

JD-Mates WJC、海外語学研修、English Villageなどの大学プログラムに参加。ニュージーランド語学研修を通して環境問題に興味を持ち、国際関係コースに所属することを決意。ゼミではSDGsを中心に勉強する中で、現在は特に関心を持った「エシカル消費」に関する卒業論文を執筆中。
(福岡県立春日高等学校出身)

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