第69回かすみ祭開催

 2022年10月29日、30日に第69回かすみ祭を開催しました。今年も例年同様、ミスコンテストやゲストトークショー、大抽選会など様々な企画を行いました。
 昨年度は新型コロナウイルス感染症の流行により規模を縮小した対面とオンライン併用といった形での開催でしたが、今年は3年ぶりに完全対面でかすみ祭を行うことができました。学内の人だけでなく、地域の人々もたくさん来場していただき、にぎやかなかすみ祭にすることができました。

新たなスタート

 今年はコロナ禍が落ち着き、今までできなかったこともできるようになってきました。中止になった一昨年のかすみ祭や、縮小して行った昨年のかすみ祭の経験を基に、今年から新たにスタートするという意味で、第69回かすみ祭のテーマを「Re start」としました。3年ぶりの完全対面でのかすみ祭に加え、私たちは完全対面でのかすみ祭を経験したことがなかったため、様々な困難に直面しました。ステージの設営や模擬店の準備など昨年はやることができなかった準備をたくさん行うことになり、最初はどうしたらいいかわからず上手く準備を進めることができませんでした。
 しかし、かすみ祭実行委員全体での助け合いや業者様、企業様、大学の職員の方々のご協力により、かすみ祭を作り上げることができました。また今年から新たに始める企画やアイデアなども積極的に取り入れ、今年のテーマらしく新たなスタートを切ることができたのではないかと思います。かすみ祭に来てくださったお客さんが笑顔になっている様子をたくさん見かけ、私たちもうれしくなりました。そしてこのかすみ祭を通して、様々な困難に直面しても諦めないことの重要さを学ぶことができました。

次代への繋ぎ

 今年度かすみ祭実行委員会の主軸になっていた3年生は、2020年に入学し、一度も完全対面のかすみ祭を見たことがありませんでした。自分たちが経験したことのない学祭を作るというのは、漠然としていて、何もかもが手探りのような感じでした。試行錯誤が多く、至らぬ点が多いものになったかもしれません。
 しかし、今年度のかすみ祭を準備しながら思っていたことがあります。今自分たちがやっているのは、69回のかすみ祭を作り上げることだけではなく、来年、再来年につながる踏み台を作る、ということです。今年度のかすみ祭で感じたことを後輩たちに繋げ、もっといろんな人が楽しめ、笑顔になれるようなかすみ祭が開催できるようにしたいと思います。

第69回かすみ祭実行委員長
国際教養学科3年 山平菜々美(福岡県立糸島高等学校)
環境科学科3年 金ソンウ(朝鮮大学校付属女子高等学校)
(2022年度執筆)

 

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