ろうそく能を終えて〜楽しみ方はあなた次第!~

司会を経験して・・・

 11月6日(月)、ナデシコ・ナイト(寮活動)の一環として、福岡女子大学第八回「ろうそく能」公演が開催されました。
 司会やパンフレット制作、ロビー展示等の公演の運営には、1年生の学生有志が携わりました。私は放送サークルとして当日の司会進行を担当し、公演が円滑に進むよう努めました。ろうそく能は、地域の方々も招待されている大きなイベントだったので、練習時から程よく緊張感と責任感を持つことを心がけました。読みの練習をしていく中で、人の名前などのイントネーションで苦戦もしましたが、先輩からアドバイスを受けながら練習を重ねました。そして迎えた当日、開演するまでは、放送サークルに入部して初めての学内司会ということもあって、少し緊張していました。しかし、いざ開演して演目が始まると、ろうそくが醸し出す幻想的な雰囲気と能特有のしなやかな動きに、気づいたら目を奪われていました。そしてその後の司会時には、その感動を原稿にのせて進行することができました。今回の経験を今後の司会業に生かしていきたいです。
(国際教養学科1年 末吉佑帆 司会担当)

学生による制作物

 私は、ホルスト先生(国際教養学科教授)のご指導を受けながら、公演当日に配布するパンフレットを制作しました。
 公演当日は、学内の参加者はもちろん、学外の方々にも自分たちが作ったパンプレットやPOP、飾りなどを見てもらうことが出来ました。足を止めてじっくりと鑑賞してくださる方も多く、胸がいっぱいになりました。
 公演の中のトークでは、演者の方から、自分たちの作成したパンフレットについて「分かりやすくまとめられていて読みやすい」というコメントを頂きました。試行錯誤しながら能や狂言について学び、どうすればみんなに楽しんでもらえるか考えたことがこの結果につながったと思います。
 また、公演後の寮生を対象に行ったアンケートから、多くの学生が公演を楽しんでくれたと分かりました。能や狂言についてあまり知らなかったという学生も多かったのですが、公演を通してその世界に触れることが出来たという声も上がりました。自分も係の仕事に取り組む中で、能の優美さや狂言の面白さを少しずつではありますが感じられるようになりました。そのため、このような思いを他の学生たちも感じていてくれたんだと知り嬉しく感じました。
(国際教養学科1年 野田希蘭梨 パンフレット制作担当)

国際教養学科1年 末吉佑帆(広島県立呉三津田高等学校出身)
くまのプーさんとポムポムプリンが大好きで、毎日癒されています!

国際教養学科1年 野田希蘭梨(福岡県立筑紫丘高等学校出身)
邦ロックを聞くのが好きです。いつかフェスにも参加してみたいです。
(※2023年度執筆)

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