内定者座談会のお話を受けて
内定者として内定者座談会のお話を伺ったとき、少しでも私の情報が役に立てればいいな、という思いから参加させていただきました。というのも私自身、“地元の県庁の行政栄養士”と“教員採用試験(栄養教諭)”の2つの公務員試験を受験してわからないことがたくさんあったからです。いつから勉強すればよいのか、試験・面接の形式は...等情報がたくさんあった方がイメージしやすいと思います。ぜひ、キャリア支援グループの方や先生など周囲の方の話に積極的に耳を傾けてどんどん情報を取り入れてみてください。
進路実現に向けて
進路を決定する軸として、管理栄養士を生かした仕事をしたいと考えていました。その中で、給食管理の実習でお世話になった先生の影響を受け、早い段階から栄養教諭になりたい!と思うようになりました。比較的スムーズに進路を決めることができたと思うのですが、進路実現のためにかなり苦戦しました。
1点目はシンプルに勉強です。私は3年の11月くらいから少しずつ取り組んでいたのですが、本格的に勉強し始めたのが遅く(4年生になる直前くらい)、かなり追い詰められることとなりました。どのような進路に行くにしても早い時期から、とりあえずでいいから勉強しておくことが大事だと痛感しました...。
2点目は情報量の少なさです。同じ職種を受ける友人が少なく、周囲がどのくらい勉強しているのか、勉強法は合っているのかと不安を感じながら手探りの状態で勉強していました。そこで私は同じ学科だけでなく、他学科の友人とも情報を共有したり、お互いに励まし合ったりしていました。友人とのおしゃべりは安心するだけでなく、刺激をもらうことも多く、プラス思考で頑張ろう!と思えるのでおすすめです。
3点目は面接です。自分一人では中々進まずわからないことも多かったため、最も苦戦しました。そこでキャリア支援グループの方にサポートをいただきました。私の初めての面接は7月とかなり遅かったのですが、キャリア支援グループの方にたくさんたくさん面接練習していただきどうにか間に合うことができました。
就職活動を終えて思うこと
就活では、行き詰まったり不安になったりしてしまうこともあるかもしれません。そんな時はどんどん周りを頼ってください。
自分の就職活動を終えて振り返ってみると、絶対に1人では乗り越えられなかった!と断言できます。私は4年生の6月がピークで苦しく、教育実習、公務員試験、教員採用試験に向けての勉強、研究室での卒論中間報告...本当に地獄でした。そんな生活を乗り越えられたのは、たくさんの方に支えていただいたおかげです。家族はもちろん、話を聞いてくれる友人、研究室の仲間、先輩方、大学のキャリア支援グループの方…支えてくれる方はたくさんいます。1人で悩まずに周りに頼って、頼られて頑張ってください!応援しています!!!
食・健康学科4年 田原 百野
鹿児島県立鹿児島中央高等学校出身
(2022年度執筆)