第70回かすみ祭開催

 10月28日、29日に第70回かすみ祭を開催しました。半年以上かけて準備を頑張ってくれた実行委員の皆さん、サポートしてくださった大学職員の方々、業者・協賛企業の皆様のおかげで盛況のうちに終えることができました。
 昨年よりもコロナ感染防止のための規制が緩和されたことで、できることが増えた分、やらなければならないことも沢山出てきました。コロナ禍以前のかすみ祭を経験したことがない私達実行委員にとって、かすみ祭では何ができるのか、どんな準備が必要なのかを考えることはとても難しかったのですが、当日を迎えて企画やステージが賑わっている様子や楽しそうにいきいきと活動する学生の姿が見られて本当に嬉しかったです。

新たなチャレンジ

 今年は様々な制限がなくなっただけでなく、福岡女子大学が創立100周年、かすみ祭70周年という節目の年を迎えました。そのため、楽しく賑やかなかすみ祭であると同時にこの節目を祝う場にしたいと考えました。そこで、オープニングセレモニーを実施してアートパフォーマーのカラリズムリサさんをお招きし、100周年やかすみ祭にちなんだ作品を描くパフォーマンスを披露していただきました。初めての試みだったため、うまくいくか心配な部分もありました。しかし、本番は多くの方に楽しんでいただけて、心からチャレンジして良かったと思うと同時に、パフォーマンスをしてくださったリサさんに感謝の気持ちでいっぱいです。

次代へ向けて

 準備が進んでいく中で気づいたのは、全11部署にわたるかすみ祭実行委員会のつながりができておらず、部署同士の連携がうまく図れていないということです。どの部署がどういう仕事をしているのか分からない、だからほかの部署にも関係があることでも連絡が回ってこない…。この事態に気づいたときはすでにかすみ祭が間近に迫っており、解決できないまま本番を迎えてしまいました。
 反省会でも、やはり「つながり」が薄いこと、そして仕事量の差が問題となりました。実行委員長として総勢300人にわたる委員会を回すにはどうしたらよいのだろうか。私たち実行委員長の仕事をそもそも見つめなおす必要があるのではないか。来年度のかすみ祭をより盛り上げるために、今年度の開催が終わった後も反省会を繰り返し行い、次代への繋ぎを作っています。

第70回かすみ祭実行委員長
国際教養学科3年 中村愛海(福岡県立小倉西高等学校)
国際教養学科3年 岩元真由(九州産業大学付属九州産業高等学校)
(2023年度執筆)

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