福岡女子大学国際フードスタディセンター

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調査・研究

リサーチ・コアについて

リサーチ・コア「尊厳あるエイジングを目指すバックキャスト型の社会実装研究」概要
 

初年度である2023年度は、下記の予防医学の視点で調査・検討を行います。
  
  • 1 次予防の視点:65歳以上の高齢者を対象にネット調査や公民館等に人を集め実施します。
  • 2 次予防の視点:高齢者施設利用者を対象とした調査を実施します。
  • 3 次予防の視点:病院から退院し在宅医療を受けている高齢者を対象とした調査を実施します。
以上の高齢者を対象に、「尊厳あるエイジング」を目指した食と栄養の面からのニーズ調査を行います。また、「尊厳あるエイジング」の評価として、Quality of Life (QOL)指標のSF-8、世界的にも調査されている幸福度を主要なアウトカムとして調査します。曝露要因としては、生活習慣や食事歴調査(可能であれば)、ストレス対処能力指標で健康習慣とも関連の強いSense of Coherence(SOC)指標、ヘルスリテラシー等の個人要因や、買い物のしやすさ・経済状況などの社会的要因の調査も行います。これにより、現在のQOLや幸福度に影響する要因が何かを、3つの予防レベル毎に検証し、ニーズ調査結果とも統合することで、2年目以降の介入研究の基礎的知見が得られる見込みです。