福岡女子大学国際フードスタディセンター

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マレーシア保健省の客員研究員を受け入れました

2026年10月26日

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国際フードスタディセンターでは、2026年10月、マレーシア保健省の栄養分野に所属する研究員を客員研究員として約1週間受け入れました。

今回の受入れは、「災害時の栄養マネジメントと介入に関する専門的能力の強化」をテーマとするもので、日本の災害対応の経験や取組を学び、マレーシアにおける災害時の食・栄養支援への応用可能性を検討することを目的としています。

マレーシアでは洪水が主要な自然災害の一つであり、避難施設における食料・飲料水の確保や、乳幼児、高齢者、慢性疾患のある方など、特別な配慮を必要とする人々への栄養支援が重要な課題となっています。

滞在中は、厚生労働省の担当者による日本の災害時の栄養・食生活支援に関する説明や、実際に災害支援に携わった佐久間理英准教授との意見交換を行いました。また、熊本県を訪問し、地震や豪雨災害への対応経験について学ぶ機会を設けました。

学内では、災害時の調理方法の一つである「パッククッキング」の実演や、アルファ化米などの災害用食品の試食を通じて、水や熱源が限られる状況での食事提供について考えました。さらに、食品備蓄、要配慮者への対応、栄養評価と食品調達の連携などについて、日本とマレーシアの制度や実情を踏まえた意見交換を行いました。

今回の研修を通じて、災害時の食・栄養支援では、食品を確保するだけでなく、被災者の栄養ニーズを把握し、適切な食事の提供や継続的な支援につなげることの重要性を改めて確認しました。

国際フードスタディセンターでは災害時の食・栄養マネジメントに関する知見を教育・研究に生かすとともに、国内外の関係機関との継続的な情報交換や連携の可能性を探ってまいります。