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活動報告2026.07.01

2026年度「学生委員」活動で、学生が初の取組みにチャレンジ!

教職員から構成される学内組織や部会に参画して大学づくりの一端を担う「学生委員」の2026年度活動が始まっています。

2026年度は、全6センター・部会が21名の学生委員を受け入れており、センターや部会の特色を活かした多様な活動を、教職員、在学生、卒業生、地域の方と共に進めていきます。

そんな学生委員たちが所属センターや部会での活動と並行して行うのが「オール学生委員活動(全体MTG)」。そこでは、「リーダーシップ」に関連した理論や概念をインプットし、それらを所属センター・部会での活動を通じてアウトプット(試行・検証・発展・言語化)することで、リーダーシップへの理解を深め、実装していくことにつなげます。

5/27(水)のキックオフセッションを経て、6/24(水)には「コミュニティづくりセッション」を開催。これは過去には学外ゲストから学ぶ回でしたが、今年度は、過年度の学生委員の「全学生委員が所属意識を持てるコミュニティにしたい」という発案を受け、学生委員史上初、学生企画のワークを入れ込みました。
その史上初の企画を1か月かけて準備してくれた、国際教養学科3年・黒木ひよりさん(2024-2025地域連携センター学生委員/2025寮教育部会学生委員[なでしこメイト])と同学科2年・斉藤美希さん(2025-2026女性リーダーシップセンター学生委員)が、企画準備と実施を通じたリーダーシップの学びについて、リフレクションを寄せてくれました。

「プロセスとしてのリーダーシップ」にまつわる学びがちりばめられた、ふたりのコラボリフレクションをどうぞご覧ください!

初の取組みという私たちの(ミニ)リーダーシップ・ジャーニー

1. 学びを実践するためのリベンジ!(黒木ひより)
本企画「学生委員コミュニティづくりセッション」は、私たちにとって、「学びを実践するためのリベンジ」であり、学生委員の全体セッションのうちの1つを学生が自ら考え、実践してみるという、学生委員史上初の試みでした。

私自身が2024年、2025年と2年間学生委員として活動する中で、「所属部会を超えて助け合える学生委員コミュニティをつくりたい」という思いを持っていました。2025年には、先生や職員さんの協力のもと、学生委員のMoodle(福女大で使用されているLMS)に「お知らせ」フォーラムを立ち上げるなど情報共有の場づくりにも取り組みましたが、言い出しっぺの私自身が継続的にフォーラム投稿をしたり、投稿してくれた人にレスをするなどの働きかけをしたりせず…。せっかく立ち上がったフォーラムは、私が望んでいたような相互に支え合うコミュニティづくりにはつながりませんでした。

一方、美希さんは2025年度に1年生として学生委員活動に取組んでいて、年度末には自ら手を上げた2026年度学生委員プロモーション企画の準備作業をしていました。そこで初めて、「働きかけても(ほかの学生委員たちから)応答が返ってこない」という雰囲気に直面し、実は自分自身も、意図せず「応答しない側」だったことに気づくに至りました。所属部会を超えて助け合いたい、と「思って」いても、「思うだけ」になっていて、行動に移せていなかったことを実感していました。

そこで、それぞれリベンジとして、「自分たちがどうしたいか」「自分がいる場所をどうすればよりよくできるか」を率直に語り合い、お互いの挑戦を応援し合える学生委員コミュニティの姿を描き、その実現を目指して、本セッションを企画しました。

具体的には、まずは学生委員担当教員の和栗先生に「心理的安全性」と「勇気ある場」についてミニレクチャー(「ミニレク」)をしていただき、続いてトーク・フォークダンスを応用し、以下3点について全員と話せるワークを実施しました:
①和栗先生によるミニレクの内容、自分で取ったメモを踏まえ、よりよい学生委員コミュニティにしていくために必要または大切なことはなんだろう??
②過去の自分の経験を振り返り、誰かと対話する時に自分が抱えた不安・モヤモヤを率直に書いてみよう!(ミニレクに出てきた4つの不安に結び付けたり、いずれにも当てはまらない不安は自分で名付けたりしてもOK)
③これから学生委員コミュニティがどのような場であってほしいと思うかを考え、また、そのために自分が意識していきたいこと、実践していきたいこと等を書こう!
2.  意思疎通、遠慮、率直であること(黒木ひより)
企画準備の期間中は帰省のタイミングと重なり、作業の多くをオンラインで進めました。しかし、対面で話し合えないことで認識のずれや意思疎通の難しさを感じ、直接顔を合わせて対話することの大切さを実感しました。

これは特に、美希さんと私は2026年度学生委員プロモーション活動でコラボしたにもかかわらず、学年が違い、活動以外で共に時間を過ごすこともせずにいたので、お互いに遠慮があったことにもよると思います。一つの企画をつくり上げるために率直に意見を伝え合えない難しさ・もどかしさも実感しました。

同時に、その難しさを乗り越えるために、美希さんに積極的に意見を聞いたり、自分の考えも率直に伝えたりすることを意識しました。「こうだったらいいな」「こうすればもっと良くなる」という思いを行動に移し、より良いコミュニティづくりをするためには、このような「率直であること」の積み重ねが鍵になると感じます。

そんな「率直」についての学びを、和栗先生からの「心理的安全性」と「勇気ある場」のミニレクからも再確認できました。心理的安全性についてはこれまでも知っていましたが、改めて、自分や他者の怖れに自覚的になり、それを受け入れながら率直でいようとしてつくり出せる、と受けとめました。そこから、よりよいコミュニティは、一人ひとりが少し勇気を出して本音や違和感を率直に伝え合い築いていけること、そのような勇気ある場は意図してつくる必要があることも学びました。
3. 率直であることとその実践(斉藤美希)
私もひよりさんと同じく、「率直であること」の大切さを学びました。憧れの先輩であるひよりさんと一緒に活動するということもあり、初めは自分の意見・考えを伝えることを少し躊躇してしまうことがありました。今思えば、無意識のうちに、目上の人へ自分の意見等を伝えることに「恐れ」を感じていたのです。ですが、ひよりさんや和栗先生と打ち合わせを重ねる中で、自分の意見を率直に言う機会が増えたこと、そしていつも、私の率直な意見を受けとめてくださったこともあって、「先輩だから、先生だから、という概念にとらわれず、自分の意見・考えを率直に伝えてもいいんだ!」と思えるようになり、少しずつ「率直に」伝えることを意識するようになりました。

この心境の変化があってからは、企画の内容を詰めたりする打ち合わせ作業がより円滑に進んだように感じます。

今回の企画を終えて、次の目標ができました。それは、学生委員コミュニティを各々の意見・考えを「率直に」共有できる場にするために、さらなる働きかけを行うことです。まずは、私自身がみんなに「率直」でいようと思います。そして、私が「率直」でいることで、少しでも多くの学生委員が先輩・後輩・所属部会に関係なく「率直に」なってくれたらいいなと思います。ひよりさんと一緒に築いた「率直であること」へのきっかけを次につなげる第一歩として、セッションに参加した学生委員が投稿してくれたフォーラムひとつひとつに返信しつつ、LINEグループ等を活用しながら、欠席者にも声をかけ、「次の全体セッションに参加したい!」と思ってもらえるようにします。
4. 企画を終えたその先に(斉藤美希)
「所属部会を超えた『学生委員コミュニティ』への所属意識と、そのコミュニティにおける『もっとこうしたい』を率直に共有し、発信することを諦めない文化の創出」を目的として行ったこの企画。ワーク中、楽しそうに、かつ生き生きと話すみんなの様子から、文化創出の第一歩になったのではないかと思います。

文化はすぐに「創出」できるようなものではありません。これから、所属部会内だけでなく、所属部会を超えた活動が生まれるように働きかけ、働きかけを共にしてくれる仲間を増やし、来年の1月に行われる「私(たち)のリーダーシップジャーニーの発信」の際に、少しでも、「所属部会を超えた『学生委員コミュニティ』への所属意識」と、「『もっとこうしたい」を率直に共有し、発信することを諦めない文化」を感じられるよう、前のめりに活動していきます。