新着情報 NEWS

お知らせ2025.02.26

学生委員「私のリーダーシップ・ジャーニー」年度末発信

対面・オンラインで集まってくださったみなさん
教職員から構成される学内委員会・部会に参画する「学生委員」が、毎年恒例の年度末「私のリーダーシップ・ジャーニー」発信を行いました。これは、昨年度までは「私のリーダーシップ」発信と呼ばれていたものです。

この名称の変更には意図がありました。リーダーシップは「目的地」ではなく「旅路」であるとは、ハーバードビジネススクールのビル・ジョージ(「True North リーダーたちの羅針盤」でも著名)によるよく知られた言葉を用いることで、より多くの学生にリーダーシップをジブンゴトとしてもらいたい、というものです。
自分自身の「成長」について語る。
「あの人にはリーダーシップがない」「私らしいリーダーシップの発揮」といった表現はよく聞かれます。一方、「リーダーシップとは人びとがかかわり合うプロセス・実践のありよう」とする研究がよく見られるようになりました。リーダーシップは個人が所有するものではない、ということです。

「そもそも自分は『リーダーシップキャラ』じゃない」、リーダー役職について失敗した経験から「自分のリーダーシップはダメだ」という思い込みは、その人の可能性を閉ざしてしまいます。ひとは、成長・発達するプロセスにおいて、他者やチームとのかかわり方を更新し続けられます。目的を共有し、よりよいかかわりあいを意図し動くことが、プロセスとしてのリーダーシップ。うまくいくこともいかないこともある、でも、それを歩んでいく。それが「リーダーシップ・ジャーニー」なのです。
3日間、司会を務めてくれた黒木さん。
そんな「私のリーダーシップ・ジャーニー」を全6部会の学生委員が語りました。1月中旬の3日間に渡り、対面とオンライン併用で学生や教職員が集い、質疑応答や気づきの共有も行われました。どの発表からも、モヤモヤ・ピンチなども経験しながら、「リーダーシップ」を考え動いてきた様子が見てとれました。

3日間連続で司会を務めてくれたのは国際教養学科1年・地域連携センター学生委員の黒木ひよりさん。1日目に「司会やってみる?」と声がけされ、「やります!」そしてせっかくなら3日間通しで、とやり遂げてくれました。毎回、よかったところ&もっとよくできるところを把握し、翌日に臨みました。学生委員全体セッションや第2クォーターに履修した「リーダーシップ論」で学んだ「グロース・マインドセット」や「セルフ・アウェアネス」をしっかり実践していました。黒木さんは2025年度はなでしこメイト(寮教育部会学生委員)としても活動する予定です。