女性研究者サポート FEMALE RESEARCHER SUPPORT

女性研究者支援者制度

女性研究者支援者制度とは

平成26年度より開始したこの制度では、本学の学部生、大学院生または本学既卒者を研究支援者とし、妊娠中や低年齢児の育児中、介護中の女性研究者、そしてこのような女性研究者をパートナー(配偶者など)に持つ本学の男性研究者が研究支援を受けられます。支援内容は、実験・調査の補助や文献収集、翻訳など多岐にわたっています。
この制度が生む効果として、育児や介護により研究時間の限られた研究者の作業時間が短縮され、効率的に研究を遂行することが可能となり、研究と育児・介護の更なる両立が見込まれます。また、研究支援者は支援を通して研究者の活動を身近で感じることにより、研究への興味や理解が高まると考えられます。
本制度による研究支援を必要とする研究者からの利用申請は、随時受け付けています。研究支援者は事前登録制(年度毎更新)で、研究者からの申請内容に応じて選定されます。

被支援者

被支援者の資格

(1) 妊娠中又は小学校6年生までの子を養育している女性研究者
(2) 妊娠中又は小学校6年生までの子を養育している女性研究者をパートナー(夫婦など)とする男性研究者
(3) 要介護状態になる家族の介護をしている女性研究者(介護休暇中の研究者を除く)
(4) 要介護状態にある家族の介護をしている女性研究者をパートナー(夫婦など)とする男性研究者
(5) その他女性リーダーシップセンター長が認める者

支援業務内容

(1) 実験・調査の補助
(2) データの入力や整理
(3) データ分析・解析補助
(4) 図表などの校正・整形
(5) 論文作成補助
(6) 情報の検索・収集
(7) 研究費申請書類作成補助
(8) 学会発表準備補助
(9) 翻訳
(10) 資料整理
(11) その他センターが必要と認める業務

利用について

(1) 研究支援を受ける期間は4月1日~翌年3月31日までの1年間を期間とする。期間が満了した場合は再申請することができる。
(2) 研究支援を受けられる時間は、研究支援者1人につき1日7時間45分、週20時間、月40時間を超えてはいけない。
(3) 休日(日曜日・祝日)に仕事を依頼しないこと。
(4) 22時から翌日5時の間は仕事を依頼しないこと。
(5) 1日の支援時間が6時間を超える場合は、45分の休憩を取らせること。
(6) 月末に女性研究者支援者制度の記録を提出すること、但し利用がない月はそれを限らない。
(7) 被支援者は研究支援期間終了後に、成果報告書を提出するものとする。
(8) 支援者制度の被支援者、研究支援者には、センターが行う当該制度の調査・報告に協力を頂く場合があります。
(9) 支援制度を活用して成果を発表する場合、「公立大学法人福岡女子大学女性研究者支援者制度の成果の一部である」と謝辞を加えることがお願いしております。

審査基準

下記の事項に基づいて判断する。

(1) 出産、育児又は介護による研究時間の制限
(2) 研究補助業務内容の具体性
(3) 被支援者、研究支援者への、研究支援の有効性
(4) その他、研究支援の必要性が高いと認められる事由の有無

福岡女子大学女性研究者支援者制度実施要綱

申請様式

利用申請書(育児のため)

利用申請書(介護のため)

女性研究者支援者制度の記録

女性研究者支援者制度 利用実績報告書

募集チラシ

 
 

支援者

支援者の資格

本学学部生・大学院生、および卒業生になります。

支援業務内容

(1) 実験・調査の補助
(2) データの入力や整理
(3) データ分析・解析補助
(4) 図表などの校正・整形
(5) 論文作成補助
(6) 情報の検索・収集
(7) 研究費申請書類作成補助
(8) 学会発表準備補助
(9) 翻訳
(10)資料整理
(11)その他センターが必要と認める業務

契約期間・支援時間について

(1) 契約期間は契約日~翌年3月31日までとする。
(2) 支援できる時間は、1日7時間45分、週20時間、月40時間を超えてはいけない。
(3) 休日(日曜日・祝日)に支援に従事しないこと。
(4) 22時から翌日5時の間は支援に従事しないこと。
(5) 1日の支援時間が6時間を超える場合は、45分の休憩を必ず取って下さい。
(6) 翌月の10日まで出役業を提出すること、但し支援が発生しない月は、それをかぎらない。
(7) 研究支援者が本学の学生、院生である場合は、履修授業、論文作成に支障を与えないように。
(8) TAを担当している者は、TAと研究支援者の従事時間が合わせて週20時間を超えることができない。
(9) 支援者制度の被支援者、研究支援者には、センターが行う当該制度の調査・報告に協力を頂く場合があります。

給与

(1) 大学院博士前期・後期課程在学生1,250円
(2) 学部在学生941円
(3) 本学既卒者は経験を考慮して、(1)または(2)を基に算定する。

選考

支援を受けようとする研究者が登録者の中から推薦し、センターが選考し、センター長が任命する。

申請様式

研究支援者登録申請書

出役表

債権者登録申出書

制度利用報告書 (*年度末に提出)